10月6日に自家移植前に行う大量抗がん剤治療を受ける上で必要な検査を口腔外科・耳鼻咽喉科と外科で検査を受けました。 口腔外科と耳鼻咽喉科では問題なかったのですが、外科で引っかかってしまいました。
肛門からの内視鏡検査
外科に訪れたのはお昼に近かった頃でした。私の当日の番号が表示され診察室へと向かいました。
担当医の説明を受け、痔とかないか?とのことで下痢などの時に少し出血することを話したところ、触診で肛門内を調べるということになり、診察ベッドに横になりました。
他人の指が肛門から入るというのは嫌というか気持ちの悪いことでした。
脊椎の神経が損傷しているため痛みはありませんでしたが、言葉では説明ができない違和感がありました。 医師の言うには肛門から約2センチほど入ったところに2センチほどの腫瘍が確認できると言うことと、それが悪性のものか良性のものかは生体検査をしてみないとわからないとのことで、これから生体検査をしたいとのことでした。
しかし、現在の私は抗がん剤治療中で血液をサラサラにする抗バイアルピリンと言う薬を服用しているため生体検査をすると出血が止まらない恐れがあるため担当医はとても悩んでいました。
後日 大腸内視鏡検査になりました
抗バイアスピリンの効果をなくすためには検査前の5日間は服用を停止しなければいけないそうで、私の主治医と相談するのでしばらく待合室で待っていて欲しいとのことでした。
それとともに大腸内に他の腫瘍があるかもしれないので、大腸内の内視鏡検査をするようにとのことでした。
薬の服用停止や内視鏡検査の予約を取るために色々整えてくださった担当医には感謝です。
かなり時間がかかってしまいましたが、予約が取れたとのことで今日の診察予定が終わり次第、内視鏡センターに行って説明を受けてくださいとのことでした。
私の気持ち
ただでさえ多発性骨髄腫という病に犯されている上にもしも悪性の大腸がんであったらと思うとショックは隠せませんでした。
臀部や足の痺れは日常的で自発的排尿・排便が困難な上、味覚障害や倦怠感など抗がん剤による副作用と悩ましい日々が続く中、もう一つの障害はとても辛く言葉にできないほどです。
でも少しでも体の動くうちは頑張って生きてみようと思い直しました。
人は誰しも長い短いはあったとしてもいずれは死を迎えるのですから、これも試練と考えて運命と共に歩んでみようと思いました。
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