ハーベスト療法のため1週間の入院をしました

健康

前回の入院を終えて通院になってから、1ヶ月少々経過しました。
生活はさほど不自由はないのですが、平日はほとんど対話がないので寂しい毎日です。
時折、鬱ほどではないですが気持ちが沈んでしまうこともありましたがなんとか日々楽しみを探して生活しています。今回は9月8日から14日の約1週間の入院です。

ハーベスト療法とは何?

ハーベストというと日本語で収穫とか採取の意味になりますが、血液がんにおけるハーベスト療法は末梢血幹細胞採取というもので、血液を作り出す細胞を血液内から分離して採取し、のちの治療に使うことになります。

その中には他人の末梢血幹細胞と自己の末梢血幹細胞を使う方法の2種類があるそうです。
私の場合は自家末梢血幹細胞採取をして次に行う大量抗がん剤治療の後にこの細胞を体に戻して、正常な血液を作り出す治療に使われます。
素人の解説なので詳細な説明ができないのですが、他人のものよりも自己のものの方が、適応・定着しやすいとのことです。

事前準備と時間との勝負

8日初日は現在の血液の状態を調べるために採血をしただけで終わりました。
明日からは骨髄の中に作られる白血球を増やすために腕に皮下注射をします。注射は1日に午前10時と22時の2回受けます。 この注射を打つと若干腰骨に違和感を感じていました。
通常よりも多く生産させるのですから、そのようなこともあるのかな?なんて思ったりもしました。
この注射を9日から11日まで受けて、11日はその薬剤とは別に増量した白血球を血液内に出すための注射も23時に受けました。

12日の早朝に同じ薬剤を注射してから午前10時に透析室に向かいました。
私の場合は透析機ではなく外国製の特殊な機械を使っての採取だそうです。ここは結構大きな病院ですが私の利用する機械は1台しかないそうです。 ちなみに透析機は40床分あるそうです。

若干太めの針を両腕に挿入されて約4時間の辛抱です。
場所が場所だけに寝ることもできず、じっとしていることしかできません。 時折技師さんや主治医の先生と何気ない会話をしながらやり過ごしました。

個人差はあるようですが、充分ペース良く採れたということで順調のようです。 中には充分な量が採取できずに入院期間が伸びる方もいらっしゃるとのことです。
終わった後で感じたことですが、なんとなく体に疲れを感じました。
13日も同じように採取したのち体調の変化が現れなければ14日の午前中に退院できそうです。

人生は山あり谷ありです。
”日日是好日”、過去を顧みれば後悔し、未来を思えば不安になる。
でも、今日一日を良き日にしようとすれば積み重なって幸せを感じられるでしょう。 願わくば日々の出来事・感じたことを誰かと共有できたら嬉しい限りです。

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