「放射線治療初体験:痛みの緩和と腫瘍縮小の闘い、副作用と日常の過ごし方」

健康

7月16日(金)に放射線治療室にて治療を受けました。
部屋はかなり広く、CTの機械に似たものが横たわっていてそこの寝台に体を仰向けに横たわりました。
相変わらず腰痛は酷かったのですが、スタッフの皆さんは私のような容態の患者には慣れているようで、膝を直角に曲げていられるようにキューブ状のクッションとタオルを細工して痛みを和らげる姿勢を作ってくれました。
おかげで随分と楽になったのはありがたかったです。

その後は上半身から腹部にかけて青いマジックで体に直接マークを描き始めました。
これは照射位置をできるだけピンポイントで確定するためだそうです。
血液の癌には放射線治療や手術などは一時的な効果しかないようですが、私の場合は背骨の一部に骨髄腫の腫瘍ができており、それが脊椎の神経を圧迫しているため下半身の部分に麻痺と痛みを起こしているとのことで、それの症状緩和と腫瘍の縮小のためだそうです。

本日を含む5日間が放射線治療の期間です。
CTやMRIの検査と同じで放射線の照射を受けているという実感は体には全くありませんでした。
10分程度で照射は終わり、病室に戻りました。

初めての体験でしたが、医療機器というものはすごく進歩しているなと感じました。
体に書かれたマークは消さないようにと注意を受け、副作用についても説明を受けました。
副作用といっても皮膚が赤くなったり、痒みやヒリヒリしたりすることがあるそうです。
また、胃・小腸や大腸等に潰瘍や出血が起こる場合もあるとのことです。

願わくばこのような副作用が起こらないことを祈るばかりです。

病室に戻った時間はちょうど昼食の時間で、この後は治療はないので病室に備え付けのテレビを見たり、パソコンをやったりとのんびり過ごしました。
病室には小さな冷蔵庫も備えられていて、利用するためには1000円のカードを購入しなければいけません。
私の場合は普段からテレビをあまり見ないためテレビに使うカードの度数はあまり減らないのですが、よく見る方は一週間持たないのではないかと思います。
冷蔵庫は水やその他の飲み物を冷やしておきたいので、常時利用していました。
少ないテレビの利用と冷蔵庫でだいたい一週間に一枚のカードで間に合いそうです。

人生は山あり谷ありです。
”日日是好日”、過去を顧みれば後悔し、未来を思えば不安になる。
でも、今日一日を良き日にしようとすれば積み重なって幸せを感じられるでしょう。 願わくば日々の出来事・感じたことを誰かと共有できたら嬉しい限りです。

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